リハビリテーション
理学療法
肩、膝、腰などの痛みや脳梗塞後遺症などによる四肢麻痺、歩行障害など、幅広い年齢層の方の諸症状を対象としています。整形外科の専門医との連携を取りながら、症状や病態に合わせた治療を行っていきます。来院時のリハビリ(痛みの緩和・関節の動きをよくする・筋力が発揮できるなど)はもちろん、日常生活での注意点、状態に合わせた自主トレーニングの指導なども積極的に行っています。
物理療法
温熱や電気などの物理的なエネルギーを利用する治療法です。
<牽引器>
運動療法
全身または身体の一部を動かして、症状の軽減や機能の回復をはかる治療法です。
<測定器>
ロボットスーツHAL
人が身体を動かすとき、まずは脳でその動作を考えることからはじまります。「歩きたい」と考えることで、脳は神経を通して必要な信号を、その動作に必要な筋肉へ送り出していくのです。脳から送られた信号を、それぞれの筋肉が受け取ることで、考えた動作に合わせて必要なチカラの分だけ筋肉を動かすことができます。
脳から神経を通じて筋肉へ送られた信号は、非常に微弱な信号として、皮膚表面から漏れ出します。ロボットスーツHALはその信号を読み取り、認識した動作に合わせて、動作のアシストをします。それによって装着者の意思に沿った動きをしたり、普段より大きなチカラを出したりすることが可能になります。
脳は実際に身体が、どういう信号でどのように動作したかの確認を行います。ロボットスーツHALを用いて“歩く”という動作を適切にアシス卜したとき、“歩けた!”という感覚が脳へ送られます。これにより脳は“歩く”ために必要な信号の出し方を少しずつ学習することができるのです。
これこそが、足の不自由な方がロボットスーツHALなしでも歩くことができるための「大事な一歩」につながっていくのです。
動作に対する正解を脳に教えてあげることのできる唯一のロボット、それがロボットスーツHALなのです。
- 脳血管障害
- 脊髄性疾患
- パーキンソン病
- 整形疾患等で下肢筋力が低下し歩行が困難な方
- 交通事故等での脊髄損傷
- 神経・筋疾患
- 廃用性疾患 など
原則として、下記の条件を満たす下肢機能障害を有する方がご利用になれます。
- 1) 筋肉の収縮がわずかでも得られる方
- 2) HAL装着可能な体型の方(くつのサイズを含め)
- 3) 著しい関節障害や痛みのない方
- 4) 意思の疎通が可能で動作の手順や注意点などを理解できる方
歩行リハ Ⅰ
[装着] ※ロボットスーツHAL+オールインワン
[歩行]
歩行リハ Ⅱ
立ち上がり
スポーツリハビリテーション
学生や社会人のスポーツにおける障害、外傷の手術後のケアなどを対象としています。
- 野球
- ソフトボール
- バスケットボール
- ハンドボール
- テニス
- 剣道
- 柔道
- 空手など
スポーツ障害の予防、競技力の向上のためにメディカルチェックを行い、障害の誘因となる因子を考慮しながら、個々の競技に合わせた自主トレーニングプログラムの作成やスポーツを続けるための注意点もアドバイスします。
パワーリハビリテーション
要介護の高齢者の方などの動作性と体力の向上を目的として、介護予防・自立回復・介護軽減を目指す、新しい運動プログラムです。理学療法士を中心とした専門スタッフが、お一人おひとりにあった最善のプログラムをご提供します。