当院で受けられる検査
MRI検査
MRI撮影
MRIは強い磁場と電波で画像(磁気共鳴画像)を撮影する装置です。
MRIの画像は、筋肉や脂肪、神経、血管系等の軟部組織の撮影に優れており、身体の水平断面だけでなく、あらゆる角度から撮影し、断層画像を得ることができます。
整形外科の領域では、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、靭帯損傷、腱断裂、疲労骨折、肉離れ、軟部腫瘍などの診断に活用されます。
*当院では、最新型の1.5テスラMRI装置(GEヘルスケア・ジャパン製 SIGNA Creator)を導入しました。
- 当院の導入機種の特徴
- 光デジタル伝送技術を搭載し、外部ノイズを抑えた高画質な画像データが得られます。
- 高い磁場均一性を誇るマグネットを使用し、広範囲の撮影および均一な脂肪抑制が可能です。
- ガントリーの入り口から徐々に口径を絞るワイドフレア機構を採用し、撮影時の圧迫感が軽減される可能性があります。
これらにより、診断能力がより高くなるとともに、所見や症状にあわせたフレキシブルな撮影が可能です。
MRI撮影時の注意点
次のような方はMRI検査を受けられないことがありますので、担当医師にあらかじめご確認ください。
- 心臓ペースメーカーや刺激電極などを身につけている方
- 体内に脳動脈クリップや人工関節、人工内耳、インプラントなどの金属が埋め込まれている方
- 以前に外科手術を受けたことがある方
- 刺青やタトゥーのある方
- 妊婦、または妊娠している可能性のある方
- 閉所恐怖症など狭いところが苦手な方
CT検査
CT撮影
CTは様々な方向からX線を照射し、その結果をコンピュータで解析し画像化します。
レントゲン写真では判断しにくい微細な骨折等も、一度の検査で様々な角度からの断面を見ることが可能なため、骨折の有無の判断がしやくなります。データ解析により3D画像で検査結果の表示が可能なため、患者さまやご家族により理解しやすい検査結果が表現できます。伴い治療計画や手術法の決定にも活用できます。
*当院では、最新型の16列型32スライス収集フルデジタルDAS搭載機(GEヘルスケア・ジャパン製Revolution ACT)を導入しました。
手術・検査一覧骨塩定量検査
X線骨密度測定
2種類の微弱なX線を照射、スキャンし、骨と他の組織の吸収率の差により骨密度を測定します (DXA法:デキサ法)。当院では、これまで患者さまの前腕骨にて測定を行ってきましたが、このたび新機種の導入に伴い、骨粗鬆症による骨折の好発部位で重篤な障害を起こしやすい腰椎と大腿骨の2ヵ所で測定ができるようになります。骨折リスクの評価には、骨折の好発部位と同じ部位の測定が有効であることから、より正確な測定が可能となります。
*当院では、最新型の全身用X線骨密度測定装置(GEヘルスケア・ジャパン製PROGIGYFuga-C Lite)を導入しました。
手術・検査一覧